*キラキラのどろんこLife*三姉妹日記

年の差三姉妹の母、睦です。 先天性心疾患「左心低形成症候群(HLHS)」の三女、小5長女、小3次女(通称:姉ちゃんズ)がいます。 三姉妹の成長記録と共に、三女が産まれてからの闘病・生活の記録を残しています。 治療に関する内容は細心の注意を払っていますが、正確ではない情報が含まれている場合、また医師個人の見解なども含まれていることをご承知おきください。 修正点がありましたらご一報いただけると幸いです。





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【日々のこと】嘘でも真実でもなく。

もうすぐ新学期です。

「赤ちゃん産まれたの?」という周りからの問いに、どう答えていこうかという話をしていました。

 

小さく生まれたからまだ病院にいる。

 

そんな感じでいいんじゃないかな?と、ゆず姉には言ったのですが。しばらく経ってから聞かれました。

 

ゆず姉>「いつ帰ってくるの?」って聞かれたら、どうしたらいいのかな。

 

大きくなったら、とか。まだ決まってない、とか。そんな感じでいいと思うよ。


今はまだ予定日前の夏休みです。

引きこもっていればいいけれど、来週からはそうもいきません。早々に参観日もあります。やっぱり人と会う機会を避けてしまいたい・・・

 

本当のことを伝えて絶句されるのもイヤなら、適当に濁すのは頑張っているモモに失礼な気がして。それはやっぱりイヤで。

「大丈夫だよ」とか軽視されようものなら、「何も知らないくせに」と思ってしまうことも想像できます。

じゃあ、どうしたいの?

 

「あなたにわかるはずがない」

 

掛ける言葉がないなら、敢えて触れないでほしい。

興味本意なら近寄らないでほしい。そうでなくても理解されないのだから、1人にさせてほしい。

 

「おめでとう」と言ってもらえない。

 

頑張って産まれてきたのに、特に身内には存在を隠されているモモ。

面会で賑わう病室から、隔離されるようにして過ごした1週間。姉ちゃんズは実家にいたから、夫以外の面会はありません。

モモがいなくなって、NICUに通うこともなくなれば、声を殺して泣きました。

 

入院中に2度、隣のベッドに人が入ったことがありました。

でも流産手術の人でした。

隣の人達からすれば、私は「出産できた幸せな人」なのかもしれません。実際に私は辛かったけれど、不幸な人ではなかったと思うから。

 

そんなことを言いながら、自己憐憫に浸りたいだけなんだろうな。

ただの不幸自慢。


「おめでとう」と言われたところで素直に受け取れないくせに。

 

けれど残念なことに、それは全く叶うことがなくて。

掛ける言葉はないけれど傍にいたいと言ってくれる人がいて、ただ純粋に力になりたいと言ってくれる人がいて、「1人じゃないからね」と言ってくれる人が本当にたくさんいます。

 

悔しいけれど、今の私は1人じゃ立っていられません。

そしてそれをする必要がないのだと、支えてくれる人がいます。

 

流産したあの時の気持ちも、今と近いように思えるけれど、あの時はもっともっと孤独で、家族さえも信じられなくなっていました。

そう考えると、今の気持ちは通過点として必要で。この先にきちんと答えがあるんだろうと思えます。

そしてちゃんと乗り越えられる。

 

今はまだグラグラでどうしようもないけれど。

きっといつか、立て直せる自分がいることに少し安心します。

 

今は良くも悪くも、気持ちのまま流されていてもいいのかもしれません。

 

子供の心臓が悪くて、緊急帝王切開で産まれました。

手術しないといけないから今はNICUにいます。

 

自分達を守るために、誰かを嫌いにならないために。

嘘ではないけれど真実には足りない言葉を選ぶ。それはモモの存在を、蔑ろにしたりはしないんだろうな。

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